僕、男の子なのです☆






「お、おい?
何そんなに泣きそうな顔してんだよ!」



「別に泣いてなんかいないもん!」



只僕はちょっと、いやかなりショックなだけだもん!



「はぁー…」


「俺が何か言ったか??」


夏輝先輩は自分の所為と言わんばかりに不安そうな顔をして僕を見る。



「僕も先輩や皆みたいだったらなぁ…」


「何がそんなに俺等がいいんだよ」


だって皆、


「かっこいいんだもん」



そして何故か沈黙が続き微妙な空気になり


僕は俯いていた顔をあげると何故か皆は呆れたように僕を見ていた


なんだよ、その顔!!!



「僕は真剣に悩んでいるんだからね!!!!」


僕が頬を膨らませると天理が僕に近づいてきた。






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