ー美し桜と乱れし鬼ー
そこから大きな斬り合いが始まった。




生臭い血の匂いがだんだんと漂う。





この匂い、まだ慣れない…。





裏に回ると逃げようとする浪士たちがいた。





逃げようとするとはずいぶんと汚い手を使うね。





私は少しの剣術をいかし、立ち向かった。





「きゃっ!!!」



勝てるかも、なんて思ったけどあまかった。






相手は本物の剣士であってすぐに刀を弾かれた。




「ふん、そんなので勝てるとおもってんじゃねぇよ!!」






浪士の刀が大きく落とされた。













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