ー美し桜と乱れし鬼ー
「いや…、トシの方が安心感がある!奏華くんもそちらの方がいいだろう」




ニコっと笑う近藤さんに断れないよ…。





「それはねぇよ…」




土方さんも小声で否定した。




「よしっ!では、奏華くんはトシと同じ部屋でいいか?」





「………はい」




はぁ…、結局土方さんと同じ部屋になってしまった。



「では、これにて解散!」




近藤さんの呼びかけに次々と部屋を出る幹部たち。




それぞれ、言葉を残しながら…。
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