ー美し桜と乱れし鬼ー
私はほうきを戻して、皆の集まる広場に向かった。




「失礼します」




「おぉ!奏華くん来たか!」





そこには、近藤さん、沖田さん、平助くん、永倉さんしかいなかった。




斎藤さんと原田さんは巡察って行ってるけど…、





「あの、土方さんは?」




「トシなら部屋で仕事をしているそうだ」



「相変わらずですね〜、土方さんは」



土方さんってこんな朝から仕事なんて。



「トシには申し訳ないが、私たちだけで食べよう!」




そういうと、皆はご飯を食べ始めた。
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