ー美し桜と乱れし鬼ー
大体、昼過ぎに戻ってきた屯所。





買ってきた野菜は台所に置いて墨はわからないため、近藤さんに聞きにいった。




「近藤さん?奏華です」




「おぉ!奏華くん、ご苦労だった」




襖を開けると、笑顔で出迎えてくれた。





「あの、野菜は台所に置いたのですが墨はどこに?」




「それなら、トシの所に頼む」




土方さん?



「わかりました!」




私は近藤さんの部屋をでて土方さんの部屋に向かった。

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