君色【完】






どんどんと心臓の音が大きくなっていく。




「......」

「...あれ?」

「え?」





突然、安藤くんが後ろを振り返った。

あたしを見つめる安藤くん。
な...なに...?


顔が熱い。




「あ、もしかしてさっき呼び出された?」

「え...うん...」



話しかけられた。



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