君色【完】





颯太は体勢を変え、あたしの上に颯太が覆いかぶさる状態に。




「...ちょ......颯太...っ。離れてっ」

「......」




あたしがいくら抵抗しても、両手首を颯太の手でしっかりと固定されている限り
颯太から離れられない。


先程、颯太のおでこにのせてあったタオルはあたしの真横にある。





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