君色【完】






「...はぁ」




もう、なんだか現実味がないな。
色々ありすぎて...。


夢みてる気分。
...夢なら覚めてほしい。




午後4時15分。

今日は5時から塾がある。
机に放りっぱなしの塾のワークシートは、ほとんど白紙だった。


やる気がでない。



自分の部屋の天井を見つめていると、眠気が襲ってきたので目を瞑った。
そしてあたしは、知らず知らずのうちに眠りについた。




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