君色【完】






「あたし...」

「?」

「......あたし、安藤くんが好き...」





...ざぁざぁと、たくさんの雨の音が響き渡る、静かな道路で。
あたしは、告白してしまった。



「......え...」

「...ご、ごめんなさい!突然こんなこと...わ、忘れて!」




あたしが必死に今の告白を取り消そうとしていると




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