あなたのウシロ



そんな。。。。家族を...。



3人はひどく困った。

家族を渡すなんて...。

たーくんは、お姉ちゃんはどこかへいったって言ってた。

「た、たーくん?」

「何?」

冷たくてすこし高い声。

「お姉ちゃんのこと好きだった...?」

「大好きだったよ。
話もいつも聞いてくれた。」


「そう...じゃあその子も同じ気持ちだね。」

「....。」

たー君は黙ってしまった。
< 22 / 48 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop