白の龍~私を救った暴走族~
すると、私たちの横に一台の車がゆっくりと停まった。
この車は・・・
「美空、何やってんだ?誰だこいつ」
遥にぃは、大地を睨んでいた。
「遥にぃ忘れちゃったの?大地だよ!住田大地!」
「大地?お前大地かぁ?イケメンになったじゃねぇかー」
大地の頭をグリグリと撫でて、久し振りの再会を喜んでいた。
大地も遥にぃの事が大好きだったから、照れたような、嬉しそうな・・・そんな顔をしていた。
もう家までは近かったけど、車に乗せてもらって家に帰った。
もちろん、大地も一緒に!!