白の龍~私を救った暴走族~
「お・・・く・・・きろ・・・美空!起きろ!」
遥にぃに無理矢理起こされた。
「ん~・・・遥にぃ・・・まだ美空は眠いよ~」
「はぁ~・・・っとに可愛いなぁ、お前は!ほれ、飯だぞ」
結局、遥にぃに無理矢理起こされてご飯を食べる。
「なぁー美空?お前外では寝るなよ?」
と遥にぃは意味不明な事を言う。
「は?外でなんて寝るわけないじゃない。家があるのに!」
「違う、そういう意味じゃない」
「じゃあ何?」
「お前の寝起きの時、マジやばいくらい可愛いから男が見たら確実に襲われるぞ!」
えっ!そうなの?
確かに寝起きは悪いんだよね。
なかなか起きられないし、甘えちゃうんだよね、昔からさ・・・
でもそんな事で襲われるなんて絶対に嫌!!
あ~、失敗する前に遥にぃに聞いといてよかった~。
絶対に寝ないと心に誓った。
パパとママは今日は遅くなるみたいだから、お風呂に入ってから再び遥にぃの部屋に行った。