白の龍~私を救った暴走族~


「んじゃ次は琉生だな。」と、てっちゃんが言うと、チッっと舌打ちをしたあと


「谷川琉生(たにかわ るい)特攻だ。2-Aで女が嫌いだから近づくなよ!」


と私を睨む青髪の男が琉生・・・。可愛い顔してる・・・。


そして最後は・・・蒼い瞳の彼。


「白龍の総長、黒崎蓮(くろさき れん)、2ーAだ。」


くろさき・・・れん・・・


レンって元カレと同じ名前・・・。


思わず聞いてしまった。


「レンってどういう字を書くんですか?」


私が突然変なことを聞いたからか、少しビックリしたようだった。


「ハスっていう字。わかるか?」


「うん。」


呼び方は同じでも漢字は違った。


なんだか、それだけで少し安心している私がいた。






< 25 / 25 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

愛証~NO1に愛された姫~

総文字数/13,595

青春・友情39ページ

表紙を見る
黒龍~Black Dragon~

総文字数/1

青春・友情1ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop