合縁奇縁~去る者は追わず来る者は拒まず
(おかしくなりそう……)
自分の置かれた状況がわたしの興奮に拍車をかけた。
「あぁ……」
ビジュアル的に、これってヤバイでしょ……
「さすが春さん、感度いいです。
下も濡れてるでしょ……」
山城は迷いの無い正確な手付きでわたしのスカートを割って入り、直ぐに核心の場所を探り当てた。
「春さんのいいところは、きっと……、ここだっ」
指先で突かれた刺激だけでいきそうになる。
抵抗する気力はすでに無くなっていた。
従順になったわたしは、山城の意のままに一糸纏わぬ姿に剥かれ、その身を開放していた。
気を許してしまえば、彼もなかなか良い男だ。
若いし、テクニシャンだし。
何よりわたしとぴったりくる。
「春さんいきますよ、一発で決まるかなぁ~
まぁ、今回駄目なら何度でも。
春さんの中、すっげぇ気持ちいいっす」
(こいつ本気で子供作る気だぁ~)
その無邪気さに驚きながら、それでもそのまま身を任せた。