My Sweet DRAGON
「テメェら…」
「なっ!?」
「へ?」
片方はビクッと、もう片方はキョトン。少しドスの利いた声色で、ゆっくりと顔を上げたアタシは、バンッと教壇を叩くと、キッと2人を睨み付けた。
「まず……鈴木ぃぃぃー!!」
「はいぃぃぃー!!」
「弱いヤツに手ぇ出してんじゃねぇよっ!!この、バカッ!!」
「でも…」
「相手は龍樹だぞ。メガネで弱っちくて年下で。鈴木…こんなんボコッたって面白くもなんともねーだろ。まったく、少しは落ち着けっつーの!」
「あー…はい。…いや、でも、」
「返事はっ!!」
「はいぃぃぃっ!!」
「よしっ!」
言い訳なんて100年早ぇ!!ビシッと背筋を伸ばし、素晴らしい返事をする鈴木を見ながらチッと舌打ちしたアタシは、ヤレヤレとばかりに頭を横に振った。
「なっ!?」
「へ?」
片方はビクッと、もう片方はキョトン。少しドスの利いた声色で、ゆっくりと顔を上げたアタシは、バンッと教壇を叩くと、キッと2人を睨み付けた。
「まず……鈴木ぃぃぃー!!」
「はいぃぃぃー!!」
「弱いヤツに手ぇ出してんじゃねぇよっ!!この、バカッ!!」
「でも…」
「相手は龍樹だぞ。メガネで弱っちくて年下で。鈴木…こんなんボコッたって面白くもなんともねーだろ。まったく、少しは落ち着けっつーの!」
「あー…はい。…いや、でも、」
「返事はっ!!」
「はいぃぃぃっ!!」
「よしっ!」
言い訳なんて100年早ぇ!!ビシッと背筋を伸ばし、素晴らしい返事をする鈴木を見ながらチッと舌打ちしたアタシは、ヤレヤレとばかりに頭を横に振った。