My Sweet DRAGON
とりあえずカバンは返ってきた。ってことで、
「よし。帰る…」
「じゃ、デートしましょうか。芹奈サン、頷いてくれましたもんね?」
「か?」
が、ついうっかりでも、約束は絶対らしい。
「じゃあ、行きましょうか?」
「いやだ!」
「もう、そんなこと言って…あっ!そうだ!カラオケなんてどうですか?この前行きたいって言ってたし」
「うっ。カラオケ……」
「でしょでしょ!ほら、駅前のカラオケ店、リニューアルオープンしたってクラスの女の子達騒いでましたし!行きましょ!行きましょ!」
「リニューアルかぁ……いやいや!いーやーだっ!!ぜぇぇぇーったい、いーやーだっ!!お前と二人きりなんて…デートなんて…」
「決まり!よし、行きましょう!レッツ シィーング!!」
「ノォォォォォォーー!!!」
こうしてズルズルと引きずられるようにカラオケ店に連れて来られたアタシは、店先での30分以上もの攻防の末、あえなく惨敗。結果、憎きメガネヤローと、楽しい楽しいカラオケデートをすることとなってしまった。
「よし。帰る…」
「じゃ、デートしましょうか。芹奈サン、頷いてくれましたもんね?」
「か?」
が、ついうっかりでも、約束は絶対らしい。
「じゃあ、行きましょうか?」
「いやだ!」
「もう、そんなこと言って…あっ!そうだ!カラオケなんてどうですか?この前行きたいって言ってたし」
「うっ。カラオケ……」
「でしょでしょ!ほら、駅前のカラオケ店、リニューアルオープンしたってクラスの女の子達騒いでましたし!行きましょ!行きましょ!」
「リニューアルかぁ……いやいや!いーやーだっ!!ぜぇぇぇーったい、いーやーだっ!!お前と二人きりなんて…デートなんて…」
「決まり!よし、行きましょう!レッツ シィーング!!」
「ノォォォォォォーー!!!」
こうしてズルズルと引きずられるようにカラオケ店に連れて来られたアタシは、店先での30分以上もの攻防の末、あえなく惨敗。結果、憎きメガネヤローと、楽しい楽しいカラオケデートをすることとなってしまった。