My Sweet DRAGON
◆ Sweet 1 年下のメガネヤロー
【アタシのパシリ君】
「ねーねー芹奈さーん。一緒にドンジャラしましょうよぉー」
「んー…ヤダ」
「じゃあ、UNOなんてどーっすか?」
「んー…ヤダ」
「ヤダヤダって…。はぁー…じゃあ、どっか行きます?せっかくの誕生日なんっすから」
「んー……無理」
「「「はぁ…」」」
桜の花も散り、うららかな春真っ盛り。いつものように使われていない空き教室で仲間達と屯していたアタシは、教壇の上に膝を立てて座りながら、はぁ…と小さく溜め息をついていた。
「んー…ヤダ」
「じゃあ、UNOなんてどーっすか?」
「んー…ヤダ」
「ヤダヤダって…。はぁー…じゃあ、どっか行きます?せっかくの誕生日なんっすから」
「んー……無理」
「「「はぁ…」」」
桜の花も散り、うららかな春真っ盛り。いつものように使われていない空き教室で仲間達と屯していたアタシは、教壇の上に膝を立てて座りながら、はぁ…と小さく溜め息をついていた。