幼なじみと一途な恋愛
楽しそうにテレビを見ているまりあを見た。
待ってろよ、あともう少しでお前の長い片想いが終わるから。
「まりあ、俺そろそろ寝るけど」
「え!?寝ちゃうの!?一人じゃつまんないよーっ」
先に寝ないと俺の理性がもたないんだよ。
「待って、私も寝る!」
まりあが俺の隣のベッドに来る。
「テレビいいのか?」
「うん、もう満足」
それから俺は自分の気を紛らわせるように眠ることだけに集中した。
まりあは少し携帯を操作してから寝に入ったみたいだ。
しばらくして隣から寝息が聞こえてきて、まりあが寝たんだと分かった。
人の気も知らねぇで…。
俺はまりあに背を向けて横になって、眠りについた。