幼なじみと一途な恋愛



だって、燈弥がカッコよすぎるんだもん!



なんで?

なんでそんなかっこいいの!?




チラっと後ろを歩く燈弥を見た。




引き締まった体。


程よくついた筋肉。


首にはシルバーリングがついたネックレス。



片手を海パンのポケットに入れ、もう片方の手は首の付け根に。



どこか力を抜いたように横を見て歩く燈弥の姿は、もう失神するレベルでカッコいい。




「…なに?」



私の視線に気づいた燈弥と目が合ってしまった。



「はっ…あ、何でもないよ!」



グリンっと勢い良く目を反らして、頬を両手で覆った。




うあー…。

絶対顔真っ赤だ、私……。




熱くなった顔をパタパタと手で仰いだ。





< 187 / 255 >

この作品をシェア

pagetop