幼なじみと一途な恋愛
第4章
お返しに
side 燈弥
夏休みも終わり、今日から新学期。
あの日まりあと付き合い出してから、一緒に出かけたのは二回。
あとは俺の部屋でダラダラと過ごした。
親は付き合ったことを報告しても、あまりリアクションはしなかった。
付き合うことは分かってたから、とか言って。
確かに、俺の気持ちもバレバレだったもんな。
変わったのは…。
「おはよー、燈弥!」
「…はよ」
俺の隣でニコニコと笑うまりあ。
何が変わったって?
それは…。
「抱きつかなくなったのはどうしてかな、まりあちゃん?」
「うっ……」
そう。
まりあが俺に抱きつかなくなったこと。
夏休みも終わり、今日から新学期。
あの日まりあと付き合い出してから、一緒に出かけたのは二回。
あとは俺の部屋でダラダラと過ごした。
親は付き合ったことを報告しても、あまりリアクションはしなかった。
付き合うことは分かってたから、とか言って。
確かに、俺の気持ちもバレバレだったもんな。
変わったのは…。
「おはよー、燈弥!」
「…はよ」
俺の隣でニコニコと笑うまりあ。
何が変わったって?
それは…。
「抱きつかなくなったのはどうしてかな、まりあちゃん?」
「うっ……」
そう。
まりあが俺に抱きつかなくなったこと。