幼なじみと一途な恋愛
前までは、俺を見たら絶対抱きついてきたのにな。
「俺に抱きつくの飽きた?」
「ち、ちがっ……」
必死に否定するまりあに顔を近づけると、まりあは真っ赤になって勢い良くそっぽを向いた。
ははっ、可愛いじゃん。
「まりあ、教えてくれねぇの?」
「は、恥ずかしいんだもんっ…」
へぇ…。
「じゃあ、もうまりあと口きいてやらない」
「えぇえ!?」
あたふたと慌てるまりあが面白くて仕方ない。
俺って結構Sだったんだな。