幼なじみと一途な恋愛



夕飯も食べ終わり、リビングのソファで雑誌を読んでいた俺の左隣にまりあが座る。




「燈弥、寄りかかってもいい?」




別に聞かなくてもいいのに。




俺は返事の代わりにまりあの頭を片手で引き寄せて俺の左肩に乗せた。




「ふふっ…」


「なに」


「んー?幸せだなぁと思って」




…ずっと待たせたからな。








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