幼なじみと一途な恋愛




今まで待てせてしまった分。




ずっと、俺を想ってくれていた分。




これから、こうして表現することでお返ししてやるから。




だからずっと…。





「好きだ、まりあ」




俺の隣で笑ってろよ。




「…私の方が大好きだもん」


「ははっ、そうかもな」


「ちょっとー!!」




嘘だよ。



俺もお前と同じくらい、お前が好きだ。




それからもう一度、どちらからともなくキスをした。





< 230 / 255 >

この作品をシェア

pagetop