幼なじみと一途な恋愛



ってことで、遊園地にきた。



偶然にも全員が絶叫系好きということで、ジェットコースターを制覇した。



「あー楽しいっ!」


「次何行くー?」




みんなと遊ぶのはすごく楽しいな。



「まりあ」



…?




隣を歩く燈弥に呼ばれて顔を上げると、スッと目の前に左手が差し出された。




「どうぞ?お姫様」



意地悪そうに笑う燈弥は、やっぱりカッコ良くて。



「離れんなよ?」


「うん」



指を絡めて繋いだ手を、離れないようにしっかりと握る。




燈弥の隣はとても安心するのと同時に、なんだか心地よいドキドキ感が私を見たしていく。




< 249 / 255 >

この作品をシェア

pagetop