幼なじみと一途な恋愛
「白石先輩がモテるなんてこと、分かってたことでしょ?」
「そうだけど…」
私がいつも燈弥の所に行ったって、燈弥は冷たいし…
今日の朝だって抱きついたらすぐに剥がされた
……いつものことだけど…
チラッと愛羽を見る
……あーあ…
私も愛羽みたいにスラッとしたモデル体型で、ショートヘアーも似合って、目もパッチリで美人だったら
そしたら……燈弥の目に、少しでも映るかも知れない
「……可愛くなりたいな」
ボソッと独り言のように呟やいたら、愛羽にバシッと頭を叩かれた
「痛っ…何すんのー」
「まりあが言うと、嫌味にしか聞こえないのよ」
えぇえ!?