幼なじみと一途な恋愛



私は一度家に戻って荷物を置いてから、向かい側の燈弥の家に向かった



「こんにちはー!」



チャイムを押すことなく玄関のドアをあけて入ると



「あ、おかえりー!まりあちゃん」




花音ちゃんが笑顔で迎えてくれた



「まりあちゃん、丁度良かったー!ちょっと出掛けてくるから、お留守番頼める?」


「うん!大丈夫!」




むしろ、それを狙ってきたんだもん



それは内緒だけどね



「行ってらっしゃい!」



花音ちゃんが出掛けるのを見送った後、私はリビングのソファに座って燈弥を待つことにした



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