野球部のあの人
よしっ!
後は和也君に自信を持たせればっ!!
『和也君ちょっときて?』
「おう?どーした?」
『いいからついきて♪』
私は和也君を屋上に連れてきた
『昨日、紗起と何があったの?』
「やっぱり、松山は気づいてたか…」
「昨日、会ったんだ。三浦に。
目があったのに知らんぷりで行こう
とするのが嫌だったから腕
掴んでしまったんだ。そしたら…」
『振りほどかれたんでしょ?』
「なんでしってんだよ?」
『紗起から聞いたの。
今日朝から様子おかしかったしね』