野球部のあの人



屋上を勢いよくあけると弥生さんがいた




「えっ悠弥君?クラブはどぉしたの?」



そんなの今はどーでもいい




『弥生さん、手紙の人と付き合うの?』




弥生さんは顔を真っ赤にし



「なっなんで告白されたの知ってるの?」



『あいつの彼女になるの?』



「えっ、私は……きゃっ」




気づくと俺は弥生さんを抱き締めていた





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