野球部のあの人


「なんかいつもよりテンション低い?」



そっと耳打ちしてきた弥生さんに

ドキッとしながら




『あいつ照れると静かになんの。

もしかすると……♪』



やっぱり!耳いじってる



『多分、紗起さんの事気になるんじゃない?』



「なんかいいねっ♪」



目をすっげーきらきらさせて

二人を見守っている




「二人くっつくといいなぁ……」

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