ミッション#メロンパンを争奪せよ!
彼氏持ち、続行中、卒業
ガラッ…
そう教室のドアを開けた瞬間だった。
「さおぉぉぉぉぉ~~!!!!」
ギューッッ!と
誰かに抱きつかれる。
こ、この声は…杏?
「ど、どうしたの、杏。」
「聞いてよ~!!!」
「聞くよ、聞きます、聞くってば。で?」
「へ、へ、返事。きた。」
携帯をスッと取り出す杏。
つまり、…斎藤君から!?
杏の目にはうっすら涙が浮かんでる。
え、嘘、まさか…ダメ…?
でも、さっきのハイテンションからして、オッケー?
メールの内容は…。
『弥生とは別れました。やっぱり杏の事が忘れられませんでした。杏の隣に居たいです。彼氏として。』
「…って、ことは。」
「あ、あたしと。春真…、かっ、カレカノ。」
「うっそぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」
顔を真っ赤にした杏を目の前に、そう叫んだ私。
「おめでとおおおおおおお!!!!!」
感情にまかせて杏に抱きついた。
ぎゅーって。
抱きついた。
おめでとう。杏、おめでと。
そう教室のドアを開けた瞬間だった。
「さおぉぉぉぉぉ~~!!!!」
ギューッッ!と
誰かに抱きつかれる。
こ、この声は…杏?
「ど、どうしたの、杏。」
「聞いてよ~!!!」
「聞くよ、聞きます、聞くってば。で?」
「へ、へ、返事。きた。」
携帯をスッと取り出す杏。
つまり、…斎藤君から!?
杏の目にはうっすら涙が浮かんでる。
え、嘘、まさか…ダメ…?
でも、さっきのハイテンションからして、オッケー?
メールの内容は…。
『弥生とは別れました。やっぱり杏の事が忘れられませんでした。杏の隣に居たいです。彼氏として。』
「…って、ことは。」
「あ、あたしと。春真…、かっ、カレカノ。」
「うっそぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」
顔を真っ赤にした杏を目の前に、そう叫んだ私。
「おめでとおおおおおおお!!!!!」
感情にまかせて杏に抱きついた。
ぎゅーって。
抱きついた。
おめでとう。杏、おめでと。