ミッション#メロンパンを争奪せよ!
弥生っていうのは、元カノの名前。
実をいうと、小さい頃から杏が好きだった斎藤君だけど、俺となんか両想いにはなれないという諦めの気持ちから忘れるために弥生サンと付き合ったらしい。
私的には…そんな、勝手に諦められても嫌なんだけど…。
杏的には『そんな春真も大好きっ。』だそうだ。
バカップルになる予感がする…。
とにかく杏が幸せそうで良かった。
ところで…
「梨乃と、めいちゃんと、花音…。」
「「「ん?」」」
名前を呼んだ3人が振り向く。
「たしか、彼氏、いるんだよね?」
「いるよ!」(梨乃)
「いいいい…、い、いる…。」(芽衣子)
「いるよぉ~、けんくんッ☆」(花音)
それぞれがそれぞれの反応で答えてくれる。
「リア充爆発しろ」
そんな声が…ボソっと…聞こえて…
「…かなやん、怖いよ。」
怒りのオーラをまとったかなやんがそこにいた。
「か、佳苗は…つい最近別れたばっかりなんだ。」
「ちっきしょォ!!あんなチャラ浮気男めぇぇぇ!!!あんなんと付き合ってた自分が恥ずかしいわ!!サイテー野郎ォォォォォォ!!!!」
ダンダンダンダンと机をたたいて悔しがるかなやん。
「彼氏の浮気が原因で。なんと三股。」
「さささささ、三股ぁぁ!?」
「最悪じゃない?1-Bの和香ってのと、隣のクラスの泉ってやつ、あたし、の、三人!!」
…ん?泉って、まさか桜木さんの友達…。
ま、まぁいいか。
「…で、杏も加えて7人中4人が彼氏持ちかぁ…。」
「残りの3人中、恋続行中なのは一人、アンタだけだよ紗緒。」
杏がニヤってしながら言う。
「どーせ、また一人リア充が増えるのよ。」
ツンッ、といじけたようにかなやんが言った。
「頑張ってね、サーちゃん。」
彼氏無しの美由。
ニコッと笑ってそう言ってくれた。
「う、うん。」
私がそう呟くと
「リア充爆発しろオォォォォーーーー!!!」
かなやんの魂の叫びが響いた。
実をいうと、小さい頃から杏が好きだった斎藤君だけど、俺となんか両想いにはなれないという諦めの気持ちから忘れるために弥生サンと付き合ったらしい。
私的には…そんな、勝手に諦められても嫌なんだけど…。
杏的には『そんな春真も大好きっ。』だそうだ。
バカップルになる予感がする…。
とにかく杏が幸せそうで良かった。
ところで…
「梨乃と、めいちゃんと、花音…。」
「「「ん?」」」
名前を呼んだ3人が振り向く。
「たしか、彼氏、いるんだよね?」
「いるよ!」(梨乃)
「いいいい…、い、いる…。」(芽衣子)
「いるよぉ~、けんくんッ☆」(花音)
それぞれがそれぞれの反応で答えてくれる。
「リア充爆発しろ」
そんな声が…ボソっと…聞こえて…
「…かなやん、怖いよ。」
怒りのオーラをまとったかなやんがそこにいた。
「か、佳苗は…つい最近別れたばっかりなんだ。」
「ちっきしょォ!!あんなチャラ浮気男めぇぇぇ!!!あんなんと付き合ってた自分が恥ずかしいわ!!サイテー野郎ォォォォォォ!!!!」
ダンダンダンダンと机をたたいて悔しがるかなやん。
「彼氏の浮気が原因で。なんと三股。」
「さささささ、三股ぁぁ!?」
「最悪じゃない?1-Bの和香ってのと、隣のクラスの泉ってやつ、あたし、の、三人!!」
…ん?泉って、まさか桜木さんの友達…。
ま、まぁいいか。
「…で、杏も加えて7人中4人が彼氏持ちかぁ…。」
「残りの3人中、恋続行中なのは一人、アンタだけだよ紗緒。」
杏がニヤってしながら言う。
「どーせ、また一人リア充が増えるのよ。」
ツンッ、といじけたようにかなやんが言った。
「頑張ってね、サーちゃん。」
彼氏無しの美由。
ニコッと笑ってそう言ってくれた。
「う、うん。」
私がそう呟くと
「リア充爆発しろオォォォォーーーー!!!」
かなやんの魂の叫びが響いた。