あの夏の日と、私と、キミと。



目を開くとそこには風でなびくカーテンと花瓶にいけられた花がゆれる風景。



でもそれは、ぼや~っと見えるぐらいで他は白にしか見えなかった。



「ここ・・・」



周りを確認しようと起き上がってみると頭に鈍い痛みが走った。



「いっ・・・」



急にドアが開くような音がした。






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