あの夏の日と、私と、キミと。



悠貴は、また私に力をくれた。



「あ、そろそろ面会時間終了か」



「そうだね・・・」



「じゃあ、帰るよ。明日は部活が終わったら来るから」



「わかった」



病室から出ようとする悠貴に向かって、声をかけた。



「悠貴!!」





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