あの夏の日と、私と、キミと。



返事をする声は、少し震えていた。



涙声で、うまく話せないみたいで・・・。



初めて見る悠貴の姿に少し戸惑った。



それに、悠貴が涙を流すから
私まで涙を流しそうになった。



でも、私が泣いている時。



いつも悠貴が何も言わず隣にいてくれた。



だから私もキミが泣いている時は、
隣にいるよ。




< 182 / 195 >

この作品をシェア

pagetop