あの夏の日と、私と、キミと。



あの日から・・・。



キミの元を去ってから・・・。



どれくらい時間がたっただろう・・・。



見慣れた風景が窓の外を流れる。



「やっぱ、なんにも変わってない・・・」



この場所を発ったときはまだ桜の花の匂いが香る春。



そして季節は巡り夏になった。




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