あの夏の日と、私と、キミと。



「マジかよ・・・」



「全部本当だよ。真綾が昨日見たんだもん」



小さく頷き下を見たまま語った。



「怖かった・・・私何もできなくて・・・」



昨日のことを思い出すと震えが止まらない。



今だって体が震えて止まらない。



< 30 / 195 >

この作品をシェア

pagetop