あの夏の日と、私と、キミと。



「今日、悠貴の家に行かないか」



千秋が言った。



「うん。行こう悠貴を助けよう」



「ありがと・・・みんなぁ」



「ほら~泣かないの」



「それじゃあ放課後、すぐに悠貴の家に行くからね」



「わかった」



みんなはそれぞれの席に戻った。



それからの授業なんて全然耳に入ってこなかった。



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