あの夏の日と、私と、キミと。



悠貴の傍に近寄るとはいろんなところに痛々しい傷があった。



「大丈夫?悠貴・・・」



「真綾・・・」



「ごめん・・・もっと早くに助けるべきだったね・・・ゴメンね・・・」



「ううん・・・充分早いよ・・・ありがとう」



すごく嬉しそうに言うもんだから泣きそうになった。



「それにしても真綾すごくかっこよかったよ」



「お恥ずかしいかぎりです」



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