あの夏の日と、私と、キミと。



「あー腹へった」



「悠貴、お弁当は?」



「ないよ」



「どうして!?」



「今、婆ちゃんの家にいるんだけど・・・婆ちゃんに悪い気がして」



「なら、私が作って来るよ!!」



思わず大きな声で言ってしまった。




< 45 / 195 >

この作品をシェア

pagetop