あの夏の日と、私と、キミと。



ぼーっと教室の窓から校庭を見ていると、悠貴の姿があった。



「あ・・・悠貴」



悠貴を呼ぼうとした時、小野さんが近づいてきた。



教室から校庭は、少し距離があり何を話しているか聞こえなかった。



胸が痛い。



苦しい。



悲しい・・・。



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