あの夏の日と、私と、キミと。



その日から小野さんは、毎時間の休み時間に悠貴に会いに来た。



私は、2人の間に入る事なんかできなくて、ただその光景を見る事しかできなかった。



―お昼休み―



先生に雑用を押し付けられて、資料を運んでいる時だった。



「真綾!」



悠貴に呼ばれたのは。



「話がある!!」



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