あの夏の日と、私と、キミと。



「俺さ前に気になる子がいるって言ったじゃん」



「うん・・・」



胸がズキリと痛んだ。聞きたくないなぁ・・・



「その子はさ、いつも笑顔でいるけど本当は何でもかんでも1人で背負い込んでいて・・・すごいほっとけないんだ」



「・・・・・・」



「だから、ずっと傍にいてやりたいって思った」



「悠貴に想われてるなんて・・・幸せ者だねその子は・・・」



自分で言った言葉にまた胸がズキリと痛んだ。



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