あの夏の日と、私と、キミと。

しばらく、3人で話していると先生が入ってきた。



「お前ら席に着けー」



一斉に席につくクラスメート。



「えー今年も1年間このクラスでよろしく。・・・今日はお前達に紹介したい奴がいる」



その言葉に、皆がまたざわついた。



「じゃあ、入ってきてくれ」



その合図とともにガラッと音をたて、教室のドアが開いた。