あの夏の日と、私と、キミと。



「ねぇ、今何時?」



紙を整えてもらっている間、唯に聞いた。



「ん・・・と、6時30分」



「うそっ!後、30分しかない!!」



時間を聞いて焦りだす。



「大丈夫。もう終わるから・・・・できたよ」



「ありがとう。唯、真紀」



「いいの。振り向かずに行きな!!」




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