恋するplants
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「で、どうだったの、結婚パーティーは?」
「楽しかったよ。高校の同級生とも久しぶりに会って、今度飲みに行く約束もしたし」
「ぼたんにしたら大進歩だ」
蓮は運転しながらくすりと笑った。
パーティーが終わり、エレベーターを降りると蓮が通りに愛車であるミニ○ーパーを止めて待っててくれていた。
学校の帰りだったのかスーツ姿の彼を発見した同級生の女子たちは黄色い声を上げた。
「嘘、池見先生?」
「きゃ~」
蓮が輪の中に私を見つけ片手を挙げ、微笑む。
視線の先に気付いた彼女たちは私と池見先生の顔を互いに見ている。
え?嘘?2人ってそうゆう関係なの?
ぽかんと口を開け佇む彼女たちにちょっぴり優越感を覚える。
池見先生が私の彼氏なの。
思わず顔がにやけてしまう。
「きっと、飲み会に行ったら質問攻めにされるだろうな」
でも、それがちょっと嬉しくもある。