〜闇に染まりし少女〜
「あ、そうそう。」
「「?」」
「無駄な事はしない方がいいわよ♪」
「「‼」」
何でも、お見通しって訳か・・・
母さんの黒い笑みがこっちに向けられた。
その笑みをやられると背筋が冷やっとするから怖いわ。
「分かったよ。行けばいいんでしょ?行けば!」
「うん、分かればよろしい。」
「はぁ〜」
「溜め息する理由があるのかしら?」
「イエ、ナンデモゴザイマセン」
「どうして片言なのか分からないけれど、いいわよ♪」
たっ、助かった・・・でも、いいのかな?
本当に行っても・・・