〜闇に染まりし少女〜

慎司も適当に本を取り出し読み始めた。



「・・・」
「・・・」
「・・・」




キーンコーンカーンコーン




どれだけ集中していたのか、気付けば昼になっていた。





「昼どうする?」




「ここで食う」





「そ、なら俺取りに行ってくるわ」





「ん、頼む」





慎司に頼み俺は別の本を取りにいく





ガラッ
「?」





やけに早いなと思い、戸に視線を向けると





「はぁ・・・はぁ・・・しつこいんだつうの!」





「・・・」



・・・誰だっけ?





そこには、服が乱れた男子生徒がいた。

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