〜闇に染まりし少女〜
(チッ、はいはい失礼しました。
ったく、やっといったか。
おっと、いけない。こんなことをしている場合ではなかったんだ。
「気持ちは分かるけど、早く行かないと母さんに怒られてしまうよ?」
私は雪花の耳元で話すと
カバッ!
「それか嫌だ‼」
「おっ、起きた」
「小夜〜何すんだよ〜もぅ、全く」
「仕方ないじゃん。母さんに言われたんだからさ。」
「はぁ〜、分かったよ。」
「うん。さ、早く行こ?怒られたくないしさ。」
「はいはい。」
「んでさ、雪花はどう思う?」
「どうって?」