君との約束~陸上指切りげんまん~

No.6 夕方の君

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大会一週間をきった。

海の怪我は大丈夫だろうか。

「13.89...利歩」

「ありがとうございました。」

私がお礼を先輩にすると、次に千夏がお礼をした。

「やっぱりさぁ。利歩が速いのは、練習もあるけど。愛の力かな?」

「っ!?何!?」

よくわからない事を言いますね。
千夏。おいおい。

心の中ではあきれていた。
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