君との約束~陸上指切りげんまん~
ぶすーと顔をしかめて見せたら千夏は笑った。

「あはは!だって本当のことだよ!?利歩より足遅いし・・・」

「はああ!?いつもそう言ってテストとか上千夏じゃん!!」

「えっ・・・・あは☆」

うおおお!とプチ怒りが込み上げる
でも、押さえきれる。

「もー・・・。絶対だよ。」

「うん、利歩。負けたら海君に告白出来ないからね。」

こそっと千夏が言った。

「え?」
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